試験の難易度や合格点が丸わかり! ヘアケアマイスター完全ガイド




美容師にヘアケアマイスターの勉強法を教えている私が、ヘアケアマイスターについてまとめてみました。

プロ美容師の証である「ヘアケアマイスター」。その称号を得るためには、しっかりと対策をしなければなりません。

しかし勉強や仕事で忙しい中、ヘアケアマイスターについて調べることは、とても大変ですよね。

そこで今回は、ヘアケアマイスターの認定試験について、難易度や合格点などをまとめてみました!

ヘアケアマイスターのよくある質問についても、最後に紹介しています。皆さんの力に少しでもなれればと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!




プロ美容師の資格「ヘアケアマイスター」とは?

出典:日本ヘアケアマイスター協会公式サイト

そもそも、ヘアケアマイスターとは、どのような資格なのでしょうか。

日本ヘアケアマイスター協会は、「名誉と権威のある称号」として、次のようにまとめています。

ヘアケア知識が豊富でお客様の毛髪診断が正しくできそれに対する処置・アドバイスが的確にできる方へ与える称号

つまりヘアケアマイスターは、お客様一人一人に合ったヘアケアができる、正しい知識を持った、プロ美容師の証ということです。

この資格を持つことで、お客様に安心感を与え、信頼を築くことができるでしょう。

【コース別】ヘアケアマイスターの合格点・難易度

出典:日本ヘアケアマイスター協会公式サイト

ヘアケアマイスターは、3つのコースから構成されています。

・プライマリーコース
・ミドルコース
・ヘアケアマイスター

しかし、その称号を得るためには、それぞれの認定試験に合格して、ヘアケア知識があることを証明する必要があるのです。

また試験問題は、ヘアケアマイスター協会が編集している「ヘアケアマイスターブック」から出題されます。

<ヘアケアマイスターブックの内容>

1章、毛髪化学
2章、毛髪カウンセリング
3章、ヘアケア剤
4章、皮膚化学
5章、スキャルプケア
6章、ヘアカラー剤
7章、パーマ剤

プライマリーコース

プライマリーコースは、1番最初に受けるヘアケアマイスターの認定試験で、「毛髪の健康」がテーマになります。
試験範囲は、ヘアケアマイスターブックの「1章~3章」で、毛髪化学や、カウンセリングについて勉強する必要があり、75点以上が合格点です。
合格率も75%と言われ、難易度はそれほど難しくありませんが、最初のコースだからと甘くみていると、試験に落ちてしまうので注意してください。

ミドルコース

ヘアケアマイスターの認定試験で、プライマリーコースに合格した方は、次にミドルコースを受験します。

ミドルコースになると、毛髪の健康に加えて「カラー・パーマ」がテーマになります。
そのため試験範囲は、ヘアケアマイスターブックの「1章~3章」と「6章、7章」です。
問題の割合はおおよそ「プライマリーコースの内容が3~4割」で、「カラー・パーマの内容が6~7割」と言われています。

合格点は、プライマリーコースと同じ75点以上ですが、難易度はかなり上がり、合格率も25%と言われています。ここでつまずいてしまう方も少なくありません。
プライマリーコースの内容も含まれているので、覚えているうちに試験を受けてしまいましょう。

ヘアケアマイスター

ミドルコースも合格すれば、いよいよヘアケアマイスターの認定試験です。

ヘアケアマイスターには、一次試験と二次試験があり、それぞれ試験内容が異なります。特に二次試験は、別のテキストを新たに用意することが必要です。

一次試験:テキスト全てが試験範囲で、「スキャルプ・皮膚科学」がテーマ
二次試験:二次専用のテキストから出題で、「コミュニケーションスキル」がテーマ

合格点は85点以上に上がり、全てが試験範囲になるため、一筋縄ではいきません。
問題の割合はおおよそ「プライマリーコースの内容が1割」、「ミドルコースの内容が2割」で、「皮膚化学とスキャルプケアが7割」と言われています。

しかし、ここを乗り越えれば、ヘアケアマイスターの称号を手に入れることができます。
見事、ヘアケアマイスターの二次試験を合格した方は、日本ヘアケアマイスター協会に、授与式を開催してもらえるそうです。

ヘアケアマイスターに求められるもの

ヘアケアマイスターの資格を持つということは、ヘアケアのプロとしての責任を持つことでもあります。
「責任」というと、少し重く感じるかもしれませんので、お客様を安心させるために、自信を持って接してくださいと、解釈しても良いでしょう。

ヘアケアマイスターに求められるものは、大きく3つあります。

現状説明

まず、サロンにご来店いただいたお客様には、カットをする前に、髪の現状を説明してあげる必要があります。
具体的には、毛髪診断、髪質、ダメージ具合などです。

現状説明をしっかりすることによって、「この美容師さんなら任せられる」という信頼を得ることができます。
また、髪の状態をお伝えすることで、お客様の不安を取り除くこともできるでしょう。

技術説明

現状説明をした後は、これから行う施術の内容について説明します。
具体的には、どういう風にカットするか、何センチカットするのか、などです。

お客様にも納得していただけるように、言葉を選ばなければならないので、正しいヘアケア知識だけでなく、コミュニケーションスキルも必要になります。

技術説明をおろそかにすると、お客様の希望と違う仕上がりになる可能性もあるので、目を見てしっかり話しましょう。

お手入れ方法

施術が終わった後は、プロ美容師として、アフターフォローをします。
具体的には、自宅でのヘアケアの仕方や、注意点などです。

せっかくヘアケアをしても、すぐ元に戻ってしまっては、お客様はがっかりしてしまいます。アフタフォローまで、お客様の支払う料金に含まれていると考えてください。

サロンから帰るときに、悩みがないようにしてあげられるよう、丁寧な対応を心がけましょう。

ヘアケアマイスターのよくある質問

ここでは、ヘアケアマイスターの認定試験について、よくある質問をまとめてみました。
試験を受ける前に、一度確認しておきましょう。

ヘアケアマイスターの試験日程は?

ヘアケアマイスターの認定試験が受けられるのは、5月と10月のみになっています。特に5月は、GWで忙しいこともあり、勉強するのが大変かもしれません。

また、3つのコースの中でもヘアケアマイスターに関して、一次試験は「10月」、二次試験は「5月」でしか受験することができないので、注意してください。

合格の発表はネットで行われますが、おおよそ試験の1ヶ月後になるでしょう。

ヘアケアマイスターの試験方法・問題数・時間は?

ヘアケアマイスターの認定試験は、マークシート式(5択)で行われます。問題数は100問で、1問1点ですね。

試験時間は1時間で、途中退出も認められていますが、マークシートに間違いがないか、最後までしっかり確認するようにしましょう!

ヘアケアマイスターの受験料は?

ヘアケアマイスターの受験料は、コースによって違います。

プライマリーコース: 3,000円(税抜)
ミドルコース: 3,000円(税抜)
ヘアケアマイスター1次: 3,000円(税抜)
ヘアケアマイスター2次: 7,000円(税抜、専用テキスト込)

ーコース、ミドルコース、一次のヘアケアマイスターは、「3000円(税抜)」です。
二次のヘアケアマイスターのみ、専用テキストの料金を含めて、「7000円(税抜)」になります。

ヘアケアマイスターの申し込み・問題集は?

日本ヘアケアマイスター協会のHPから、申込書の請求をすることができます。
受験資格があるのは、美容師・理容師の国家免許を取得し、仕事に従事している方に限られるので、注意してください。

また、ヘアケアマイスターの問題集は、申込書の請求と一緒に、購入を希望することができます。

ヘアケアマイスターブック:2,000円(税抜)
参考問題集:1000円(税抜)

一般の書店で販売はされていませんが、先輩や友人から譲り受ける場合もあるそうです。

ヘアケアマイスターの勉強法はある?

ヘアケアマイスターの試験は「一夜漬け」で合格できるほど、そう簡単ではありません。また重要語句だけを丸暗記しても、点数をとることはできないので、しっかり勉強する必要があります。

当サイト「ヘアケアマイスター大学」では、美容師にヘアケア指導経験のある私が、各章のポイントをまとめています。
メニュー画面の「ヘアケアマイスター勉強法」から確認できるので、ぜひ参考にしてみてください。

過去問から試験問題を予想!ヘアケアマイスター全コースの参考問題集

2019.01.15

ヘアケアマイスターを目指す美容師の方々へ

今回は、ヘアケアマイスターの難易度や、合格点などについて紹介しました。

ヘアケアマイスターの認定試験は、しっかりと対策をしなければ、合格することはできません。
特に、細かい数字を覚えたり、化学の内容を理解したりするのが苦手な方は、試験勉強の時間を多めに確保しておきましょう。

日々忙しい中、ヘアケアマイスターの勉強をするのは大変だと思います。
くれぐれも体調を崩さないように、ヘアケアマイスター目指して頑張ってくださいね。

日本ヘアケアマイスター協会公式サイト