大学の 授業時間 が100分に!長い講義が意味する今の大学の学問とは




授業回数を確保するために、1コマの 授業時間 を増やしたり、4学期制を導入したりする大学が増えています。

2017年度からは明治大学、芝浦工業大学
2018年度からは法政大学、東海大学、京都外国語大学、大阪工業大学

などの大学が、講義時間を1コマ90分から1コマ100分に延長しています。
また2019年からは、上智大学なども開始予定です。

一回の講義時間を延ばすことで、祝日に実施される授業回数が減りますが、学生や教員からは多くの意見があります。




新しい大学の授業時間割に賛否両論。不満を感じる大学生が多い傾向

新しい大学の授業時間割に対して、大学生は喜んでいるものだと私は思っていました。
自分が大学生の頃は、「世の中は祝日なのに、なぜ講義はあるのか」と感じたこともしばしばありました。

しかし新しい時間割にはいくつか問題点があるようで、不満を感じている大学生が多いようです。
まずは各授業で10分ずつ延長したので、帰宅する時間が遅くなり、1日の自由時間が減ったこと。
午後のコマを履修している学生ほど、その影響が大きいと感じているようです。

また授業が長いので、集中力が続かないという意見も出ています。

100分の講義時間を充実させるのは「モジュール授業」

このような意見を受け、100分の授業を短い時間に分割する「モジュール授業」が実施されています。
100分間の講義を分割することで、途中で授業形式を変えたり、小休止を挟むことができます。
その結果、長い授業時間でも、学生や教員が充実できる効果が期待されるのです。

また教員が一方的に話すのではなく、学生のアクティブラーニングを促すような授業が求められます。

しかし大学の 授業時間 が変更される背景には、「大学で学ぶ意味」を問われていることがありそうです。
最近では、「大学がレジャーランド化している」という意見もあり、大学の学問自体を見直すことが必要でしょう。

今の「大学の学問」の焦点と、大学に求められていること

大学で学ぶことは、今までの小学校から高校までとは違い、授業内容が専門的になってきます。
そのため、「あなたが興味のある分野を深めること」が大学の学問であり、それが授業や研究であると思われがちです。
授業時間を長くするということは、今の大学の学問の焦点はそこにあるということでしょう。

ですが私は、「新しい学びを見つけること」こそ大学の学問であると思います。
実際に多くの大学生は勉強したいことは特にないのではないでしょうか。
またあったとしても、「心理系」や「教育系」など、ざっくりしている学生がほとんどです。

学生が興味のある分野を見つければ、自然と積極的になると思うのですが。
それがないから、勉強に気が向かないのだと思います。

大学生の学びは、授業以外から得ることの方が今後に活かせる

勉強面のことだけを話して、堅苦しい内容になってしまいすみません。
私が大学生に伝えたいのは、「大学生の学びは勉強だけじゃない」ということです。

大学には、全国からだけでなく海外からも人が集まります。
また、あなたが留学で海外に行くこともあるでしょう。

つまり大学生活の中では、あなたとは違う文化、違う背景を持った学生とたくさん関わることになります。
それは講義で学んだことよりも、あなたの今後に活かせるような経験になるはずです。

勉強や遊びに囚われて、あなたと違う視点があることに気づかないと勿体無いですよ。

あなたの大学生活を充実させよう

今回は大学の学問について、私の考えをまとめてみました。

大事なことは「あなたが興味を持つ分野を見つけること」です。
しかもそれは、勉強以外から見つけることもあるかもしれません。

ですので、あなたの大学生活の1つ1つが、あなたの世界を広げる可能性を持っています。
特に初めて経験することには、新しい発見があるでしょう。

もし、その発見があなたの興味ないことでも、一度受け入れてみてください。
「違うことを考える人がいるんだな」程度で十分です。

いつかそう考えることが、あなたの力になってくれるはずですよ。